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日本の宇宙開発最前線

扶桑社新書 503
松浦晋也/著
著作者
松浦晋也/著
メーカー名/出版社名
扶桑社
出版年月
2024年7月
ISBNコード
978-4-594-09574-1
(4-594-09574-7)
頁数・縦
253P 18cm
分類
新書・選書/教養 /扶桑社新書
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価格¥920

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

「なぜ日本では「スペースX」が生まれないのか?そこには、山積する日本の行政機構ならではの問題点があった!」日本はどこで世界に遅れを取ることになったのか。そのなかでも活かすべき日本の宇宙技術の強みとは。そして、これから学ぶべきイーロン・マスクの「狂気」の正体とは−−気鋭の科学ジャーナリストが記す、「科学技術立国」日本の現状と、復活への処方箋!2024年2月17日、日本のあらたな主力ロケットとして開発された「H3」の2号機がはじめて打ち上げに成功した。遡ること約1年前の2023年3月の初号機打ち上げでは2段エンジンに着火せず失敗。搭載した地球観測用衛星「だいち3号」を喪失する結果となった。JAXAや三菱重工などは原因究明と対策を1年の時間をかけて講じ、2号機打ち上げに成功する。当初2020年初号機打ち上げ予定として開発が計画されたH3は、3年遅れでようやく実用化に目途がたったのだった。 しかしH3の遅れは3年だけではない。じつは、10年近いのだ。成功率9割超を誇ったH −2Aの後継は、2008年、遅くとも2010年くらいには開発を始めるという前提で動いていたが、着手にも遅延が発生したのだ。実際にスタートできたのは2014年。 2000年代から10年代は、世界ではさまざまなスペースベンチャーが勃興する時代であった。たとえば、イーロン・マスクが興したスペースXは大胆不敵な発想でファルコン9の開発と商業利用に成功する。背景にはソ連崩壊とスペースシャトル計画に端を発する、アメリカをはじめとする諸外国で起きた宇宙開発を「官から民」へチェンジする流れがあった。それが、イーロン・マスクの宇宙への情熱と狂気を育む下地となったのだ。 一方日本はそのとき、なにをしていたのか。 内閣府が主導した体制改革、そして文科省と経産省の権限争いであった。本書では、なぜ宇宙開発が「官から民」へと変化することになったのか、それでいったいなにがかわったのかを読み解きながら、並みいるスベース・ベンチャーのなかでいかにスペースXが宇宙開発の牽引役となっていったのかを分析。そのうえで、日本の宇宙開発行政はどういう今後どうしていくべきかを探っていく。

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